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ブラックホールが撮影されたというニュース

みなさんこんにちは

天の川のブラックホールが撮影されたということで最近ニュースになっていました。

学生の頃、理科や物理の時間に教わった内容は忘れてしまいましたが、宇宙の端っこってどんなところなのか、ブラックホールは真っ黒に描かれているけど、真っ黒なブラックホールの中はどんな所なのかとワクワクし妄想していた記憶があります。

規模感が凄すぎて「なるほどな」という感覚はまったくありませんでしたが、実際にブラックホールの影?が撮影されたとのことで久しぶりに学生時代のロマンと妄想を思い出しました。

今回撮影されたデータは2017年に撮影されたものだそうです。
ニュースのタイトルを見た瞬間、そもそもブラックホールは光も吸収する(だから真っ黒に描かれている?)のにどうやって撮影されたのかと疑問に思いましたが、ニュースによると、そもそも一般的な「撮影」とはかけ離れたものでした。

今回の撮影は国際観測プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」が電波望遠鏡を使って撮影し、対象のブラックホールは地球から約2万7000光年離れた天の川銀河の中心部にある「いて座Aスター」というブラックホールだそうです。

ゴルフボールが惜しくもカップに入らない時、カップの淵をクルッと回る時があるかと思いますが、ブラックホールの周りでも惜しくも吸い込まれなかった宇宙の塵がクルッと回っているそうです。
その様を地球上の何千キロも離れた世界の各地で時間を精密に合わせて観測し、後でその膨大なデータを合成して解析する事で今回のブラックホールの影が出来上がったとの事でした。
これが電波望遠鏡らしいです。

観測から発表までの5年間、どんな気持ちでデータ処理や議論が重ねられたのか。真っ黒なブラックホールに気持ちが明るくなるロマンに満ちたニュースでした。

筆者:山口
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