夏と映画
夏といえば何を思い浮かべますか?
海? お祭り? 花火? 甲子園? ビール?
はい正解です。全部夏です。
でも、私にとって夏といえば 音楽フェス。
ここ数年は現地に行けてないんですが、有名フェスの出演者発表を見るだけでテンション爆上がり。
「行かないのにセットリストを予想する」という、無駄にプロっぽい楽しみ方をしています。
そしてコロナ以降、夏フェスに革命が起きました。
そう、配信されるようになったんです。
「え、フェスって現地で汗だくになりながら生音を浴びるものじゃないの?」
と最初は思ってました。友人とも「配信で満足できるかよ!」とか語ってたんですが、
……正直すみませんでした。
遠方フェスが家で観られる。しかもクーラー効いてて、蚊もいない。これを楽園と呼ばずして何と呼ぶのか。
今年も私はフジロックを配信で観て、「あれ、もしかして私、新潟にいた?」くらいの錯覚を味わいました。
(脳がバグって最後には部屋のカーペットを芝生だと思い始めました)
ここで急に映画の話をします。
音楽つながりで観た映画がこちら。
『ネムルバカ』
友人におすすめされて観たんですが、これが良かった。
ただし、人によっては「地味すぎて寝るかも…」という危険もはらんでいる作品。
あらすじをざっくり超訳
大学の女子寮で同居する2人。
・先輩ルカ → バンドで夢を追うギター&ボーカル
・後輩ユミ → 特に夢もなく古本屋でバイト
2人は居酒屋で安酒を飲み、海外ドラマを見ながらダラダラ過ごす、まったり同居生活。
そこに「メジャーデビューのお誘い」という大きな波がやってきて、日常がちょっとずつ崩れていく──。
観た感想
いや〜これは観て正解でした。
キャラが全員ちゃんと立ってる
演技が「やりすぎてない」からリアル
劇中の音楽が絶妙にインディーズ感あって「これライブで聴いたら化けるやつ!」ってなる
とにかくジワジワくる映画です。
テーマは「夢を追う人」と「夢を持たない人」の対比。
そして気づくんです。
「いや、夢持たない側の方が圧倒的に多いやん」って。
私も20代は完全に後者。夢? ないよ。あるのは唐揚げ定食のポイントカードだけ。
だからこそ、夢を追う人間がめちゃくちゃ眩しく見える。
「あ、サングラス持ってきてない」ってなる。
結果、昔の自分をちょっと思い出してしまう、不思議に刺さる作品でした。
まとめ
・夏は配信フェスでカーペットを芝生だと思い込もう
・『ネムルバカ』は地味に見えて刺さる青春映画
・夢を持たない人も安心してください、あなたも物語の一部です
ちなみに原作は漫画らしいので、こちらも読んでみたいと思います。
(読んだらまた「漫画派」か「映画派」かで争う日々が始まりそうですが)
ちょっと昔のノリで書いてみました。
では、また!
筆者 合戸
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