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野村総研が定期的にアップする日本の富裕層

みなさんこんにちは

野村総合研究所で「2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模」の推計結果が発表されました。

 

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2023/cc/0301_1

 

純金融資産が1億円以上の「超富裕層」と「富裕層」を合わせると148.5万世帯となり、16年前と比べて62万世帯増加しているという内容でした。

純金融資産とは預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入に伴う借入などの負債を差し引いた額で、「純金融資産保有額」が5億円以上が「超富裕層」、1億円以上5億円未満が「富裕層」となっていました。

 

皆さんはこの結果を「格差拡大」と見るでしょうか、「資産運用の重要性」と見るでしょうか。

 

「格差拡大」と捉え、相続税・贈与税を強化していくべきだ、富裕税のような資産課税を強化していくべきだ、再配分機能を強化していくべきだ考える人もいらっしゃると思います。一方で、「資産運用の重要性」と捉えた場合、個人の眠っている金融資産を活用し、もっと投資に回るよう投資促進的な税・ルールにしていくべきだと捉える人もいらっしゃると思います。

1つのデータでも、見る角度、一人ひとりが置かれた立場によってまったく異なって見える面白い発表だと思います。

筆者 山口

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